スパングリッシュクラブとは(最新版)

還暦からのスペイン語留学先はどこにすか


この本をまず読んでみてださい!私が考えていることを著者が代弁してくれています。

60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ』(岩波新書 2017/09 青山南著) この本の題名を「還暦からのスペイン語留学 メヒコから学んだこと』に変えると、シニア層以外の大学でスペイン語を学んでみたい学生など若者の読者層が増えるはずです。若者も団塊の世代の人間がメヒコでの生活やスペイン語学習で苦労しているところに共感を覚えます。


実は、4年前に私がこの本の著者である青山南氏を岩波新書の編集担当者を通じて温めていたある企画を提案しました。その依頼内容は、青山氏の著書であるスペイン語とメキシコに関する話題の新書について、「日本・メキシコ外交関係130周年」のイベントの一環として、駐日メキシコ大使館内のホールでトークショーを開催したいので、メインスピーカーとして話をしてほしいというものでした。


幸運にも、著者と出版社の快諾を得たうえ、メキシコ大使館文化部の全面的な支援を得て、以下の案内状を関係者に発送したところ、参加者は100名近く集まりました。著者のサイン会を兼ねた懇親会と書籍の販売も行いました。うれしいことに、前駐日メキシコ大使カルロスアルマダ氏からのオープニングメッセージまでいただき、イベントは盛況裡に終えることができました。


日時: 2018年2月28日(水) 受付: 18:00

トークショー:18:30~20:00 懇親会:20:00~20:30

スピーカー: 翻訳家・作家・エッセイスト 青山 南

明治大学准教授・日墨交流会 所 康弘

()メヒココンサルティング瀧澤寿美雄

会費:無料 主催:在日メキシコ大使館 ()メヒココンサルティング

後援:岩波書店

場所:在日メキシコ大使館 別館5 Espacio Mexicano


東大新入生にスペイン語が最も人気がある理由 2020年の東京大学新入生の「第2外国語」として何語を選んだかというアンケート調査(東京大d学消費生活協同組合)によれば、7つある言語で一番の人気のある言葉は何語であったかというと、意外な結果でした。スペイン語が中国語を抜いてトップに躍り出ました。私が50年近く前に大学の外国語学部を専攻しようとして、スペイン語を選んだ決断は正しかったわけです。以下は人気度の順位です。


スペイン語(26,6%),

中国語(25,6%),

フランス語(20,8%),

ドイツ語(14,5%), 

イタリア語(5,6%),

ロシア語(4,1%),

韓国朝鮮語(2,8%)


スペイン語が最も人気のある第二外国語として選ばれたのは、画期的なことです。東大入学を目指す学生は社会の変化をすぐ感じ取る風見鶏でしょうから、スペイン語の単位がとりやすいと現実的な判断をしたのではないかと思われます。発音が簡単、母語人口と話されている国数の多さ、周りの友人がとっているから、今後の話者の増加、日本人に親しみやすい言語だからとアンケートでは回答しています。私が以前から主張しているスペイン語の特徴を代弁しています。欧州の「関西弁」とも言えるスペイン語の人気は、年寄りだけではなく若者の間でもどうやら本物のようです。


スペイン語の持つ魅力と特徴

・「神と話すことば」と言われ、歯切れが良く、明瞭で美しい響き

・スペイン語圏の人々の持つ個性豊かな文化や屈託のないラテン的価値観

・母音と子音を綴りの通り発音すれば良く、音声学上は完璧で、発音記号は必要ない

・単語は英語と類似したものや綴りが同じものがあるが、発音が違うので注意する

・語順や文型など英語との共通点は把握しやすいので、初級レベルまでの上達は早い

・中級以上は、時制や人称に応じた動詞の活用、英語にはない接続法の使い方、再帰動詞、直接・間接目的などは難度が高くなる

有力な国際言語に成長したスペイン語の将来性

スペイン語はスペインの他に、中南米のほとんどの国々、地域で公用語として用いられているのはご承知の通りです。特に、米国に移り住んだラテンアメリカからの移民の人たちヒスパニックの人口増加が著しく、直近の統計では9年間で1000万人増え、現在6000万人に達しているようで。彼らがスペイン語圏の人口5億人の底上げをしているという事実は見逃せません。


母語人口と話者人口の多いスペイン語は、中国語(中国でのみ)や英語(母語人口の伸びが期待できない)とは異なった観点から考えると、国際言語としての影響力がさらに高まると期待できます。文の構造、言葉の仕組みである文法が明解なため、文字通り発音すれば通じます。


学術的な表現をすれば、スペイン語の持つ優位特性としてあげられる「広域性」と「拡散力」に加えて、「庶民的」な印象があるスペイン語は誰にでも学びやすい、親しみやすい、楽しさが広がる、敷居が高くないという条件を備えた最も馴染みやすい外国語の一つであると言えます。


日本人には有利で、最も向いている外国語はスペイン語

・耳に心地よく、歯切れ良く、気持ちよく発音でき、美しい音色は日本人好み

・英語のような曖昧の母音はなく、日本語と同じアイウエオ aeiou 五つの母音のみ

・ローマ字読みでほぼ間に合い、いくつかの子音と一部の綴りだけ注意する

  aquí gigante Corea Japón España México hermano pequeño cuando

・巻き舌が得意な日本人もいる反面、苦手な人は練習して早めに克服する 

Roma rana río Puerto Rico Costa Rica Rusia reloj perro

carro rojo alrededor Raúl Ruiz Roberto


・欧州の「関西弁」であるスペイン語は気取らず、親しみやすい言葉 ローマ字読みで通す

動詞の活用も人称により6通りあるが、各自工夫して楽しく覚える